◎~名久井号⇒往路編~(名久井先生・にゃんこ・福・まみこりん)
お届けするのは、東北自動車道は運転できるといいながら実は5年以上ハンドルを握っていなかった笛組ふくです。ちなみに前回東北自動車道を運転したときは、左目のコンタクトレンズが外れて非常に危(以下省略)
名久井号は行きも帰りもエピソードが満載だったので、
みんなで相談して選んだ3つのエピソードを報告します。
Episode1. とあるSAにて
土曜日朝に旅立った名久井号は、目立った渋滞もなく
順調に進んでおりました。
写真はとあるSAでの休憩中の写真です。
Episode2. 名久井号の悲劇
その後事故渋滞に2回はまった名久井号。
まったりとした時間を過ごしているときに
猫の悲鳴がとどろきました。
Episode3. 寄り道
石巻市に入ってから、名久井さんの提案で津波跡を見に行きました。
津波で一階が泥だらけになっている幼稚園がありました。
周りの建物は土台しか残っていなくて、その幼稚園だけが
ポツンと残っていました。とても静かでした。
私はまだ故郷の海を見に行っていません。
学生時代に通った海沿いのパスタやさんが流されて
跡形もないこと、海へ遊びに行くときに
いつも寄り道したコンビニが骨組みだけになったこと、
家屋がほぼ全滅した地区があること。
考えてしまうと、怖くて見に行くことができなかった。
だけど。
今回自分の目で津波の跡を見たことで、
東北に起きた大災害を現実として
受け入れることができた気がします。
たぶんもう故郷の海にもいける気がします。
その幼稚園には大きな旗が掲げられていました。
虹の絵とともに「ありがとう。前へ」
そしてひまわりが咲いていました。
前を向いて歩んでいるんだな、と思いました。
自分も前を向かなければならない、と思いました。
自分が何かを届けに行ったはずなのに、
反対に元気と勇気をもらってきました。
本当に貴重な経験をさせていただきました。
Episodeおまけ
本番当日朝。海の方に足を伸ばした名久井号。
後ろから小林号もきていっしょに津波の跡を眺めました。
その後、中学校までの道のりでN野カーを発見した791さんはテンションMAX!!。
おもちゃを見つけた子供のごとく車間をつめてパッシング。
ウィンカーを左に出していたにも関わらずN野カーを追跡して強引に右折。
結果、後ろをついてきたいた小林号をぶっちぎり。
突然道しるべを失った小林号。
時間がなくて昼ごはんの買出しをあきらめたらしいと聞いたときは
・・・N野さんが悪いことになりました(笑) (ふく)
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◎~落武者号⇒往路編~(西野・飯田・ヒロセ)
10/8夜発予定、葛西集合でしたが、練習後の集合に手間取り(めっしー一旦帰宅)、日付変わる頃まともに出発しました。
夜発組の中ではスタートダッシュに失敗したので、巻き返しに猛追!!BGMはもちろん西野さんの大好きなTHE ALFEEです♪仮眠時間は1時間取れたかどうか…目覚めたら夜が明けていました。
そんなストイックな運転の甲斐があり、石巻にはトップで到着!!!さすが走り屋(笑)。
道中、県境を越えるたびに絶叫する西野さん。「ぐんまー!!」「フクシマー!!」etc。一瞬テンションが上がると思いきや、数秒後には「眠い~」「ラーメン食いてぇ~」と落ちテンションに。
めっしー得意のテキトー交わしで乗り切りました(笑)。
元気の湯に入った後、休憩所でのびている落武者たち(とパンダ)。
「武士には休養が必要なんです」by Mr.K
浜田さんにはデスマスク写メを撮られていました(写メ届いた被害者発生…?)
無事に到着できて良かったです。仕事後の長距離運転どうもありがとうございました。
『送迎の敵は眠気 送迎の友は眠眠打破』 (ヒロセ)
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◎~㈱神奈川組号⇒往路編~(はち・さと子・みゆき・なっつん・ぐっちー・ちゃき)
ハチさん号の日記は助手ぐっちーが担当します。
○㈱神奈川組メンバー集合
八潮練が終わった後、21時半ごろ品川駅でメンバー全員集合。レンタカーを牛丼家の前に止めていたため、夜ご飯は250円キャンペーン中の牛丼に。作戦会議の結果、テイクアウトした牛丼を車内で食べる姉さま方。
私は夕食を済ませていたため、一服しに外に。
車に戻ると、そう、
牛・丼・臭
女子6人が乗った女子カーは牛丼臭からスタートしました。腹ごしらえ後、品川にある銭湯に行き、コーヒー牛乳を飲んでスッキリサッパリしていざ出発!
※ここでやっと牛丼臭が消え、女子カーらしくシャンプーの良い香りになりました。
大きな車でいつもより余計小さく見えるハチさんの運転で東北道に。深夜12時回ってるのに、練習終わり、仕事終わりのはずなのに、笑いっぱなしのハイテンションな車内。
そのテンションのまま、朝4時半ごろ須合SAに到着し、日が昇るまで夢の世界へ。朝ごはんを須合SAで済ませ、カーナビのナビコちゃん(命名)の指示で青葉中学校へ。
前日まではいい感じに案内してくれたナビコちゃんがまったく違うところに連れて行こうとしたので、文句を言う姉さま方。
拗ねたのかナビコちゃんだんまり・・・。
なんとか、青葉中学校まで到着し、みんなと合流。無事、本番を終えることができました。
帰りは新メンバーが二人増え、さらにうるさくなった車内。ナビコちゃん、帰りも頼むよ!と出発したが、事件が。ナビコちゃんの指示通り進むが、違うところに向かっている!!!!
高速に乗る→行き先が違う→高速を降りる を3度くらい繰り返し、やっと東北道へ!!!
牛タン食べてないから、ナビコちゃんが気を使って帰らせないようにしてたのかな?とみんなで話すが、急がないと終電に間に合わない!という神奈川組の事情。サトコ姉さまがぶっ飛ばしてくれたおかげで無事、終電に間に合い帰ることができました。
ここで、㈱神奈川組のM&Sを紹介します。
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面白いことをどんどん発言する!
眠らないことに全力を尽くす!
そして皆のお菓子を食い尽くす!
神奈川組の一員である喜びを忘れない!
レンタカーの敵はカーナビ レンタカーの友は牛丼臭
本日中に帰れるよう、宜しくお願いします!!
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これから先、私にできることは、
仕事をなくした人の分も仕事を頑張って、
両親を亡くしてしまった人の分も親孝行をして、
毎日、元気に生きていこうと思いました。
第三者だけど、無力かもしれないけど、
3月11日に起きたことを忘れません。 (ぐっちー)
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◎~カングー号⇒往路編~(浜田・京子・川上)
走行スピードは最速のカングーでしたが、日記提出はちんたらの助手川上です。
私たち(浜田さん、京子さん、川上)は前日土曜の練習後、一応そのまま出発組だったのですが、
プログラムの製本作業を残していたので、川上宅に寄って3人でホチキス止めをすることになりました。
さっさと作業を終えて少しでも早く仮眠をとりたいドライバーの気持ちを顧みず、
まずはなんか食わせろ、空腹じゃあ寝られやしない!と肉食系女子2人がゴリ押しして、まずはめでたく大戸屋へ♪ そこへなんと、電車で帰宅途中の猫ちゃんが、団長のためにお菓子を差し入れに寄ってくれました。
うちで製本作業後に3人で美味しく頂きました、どうもありがとう!!!
プログラム製本は、朦朧とした意識の中ランナーズハイのような境地で黙々と250部を終えました。
両面印刷でソートがかけてあったのでよかったです。
「普段のコンテ留めの時みたいに重ねたり折ったりしてたら発狂してたわーコレ」。と浜田さん。
そしてなんとか0時過ぎには横になってひと眠りできました。出発は4時半です。
この時間は道はスイスイ、高速に乗ってひたすら北上し、途中一度トイレ休憩を入れた以外はノンストップで石巻に入ることができました。
そして浜田さんが下調べしておいてくれた「やまとの湯」改め「元気の湯」。
なんと開店時間の9時ピッタリに到着です。さすが。
駐車場でお出迎えしてくださったのはボートピープル・・・ではなかった、西野カー・みっちーカー・天羽夫妻の面々。ちょっと疲れた皆さんの笑顔がまぶしい朝日に輝いていましたよ!
でも西野さん、いくら早く温泉入りたいからって、フル★ンで並んでなくてもよかったのにー。
温泉はほぼ貸切状態でした。
朝日の中の露天風呂が疲れた身体に本当に気持ちよくて、ほんとにリゾート旅行に来たみたい。
お風呂上りには座敷のロビーで朝食をとって、ふと気づくと方々皆ぶっ倒れてました。
出発前にピラミッド記念写真を撮って、青葉中入りする時間まで手分けしてチラシ配りです。
青葉中周辺の仮説住宅地域に行ってくれた、はるちゃんやくまくんたち、いろんなことを見聞きして大変だったと思うけどありがとう。
それから、トレーラー屋台で話題になった「ホット横丁」や、近くのキャンパス祭や学校に行ってくださった西野カー・天羽カーの皆様おつかれさまでした。
我々カングーは、京子さんの職場の元先輩、吉田さんを石巻駅でピックアップしつつ、その他の車も順次青葉中に到着です。事故渋滞にハマっちゃった車は本当に大変だったと思いますがおつかれさまでした!
前日リハは、まず「気のいいジュゴンの踊り」(注:浜田談)などの余興もあり、
DMのすばらしいリーダーシップで吹奏楽部の皆さんとともに楽しく終え(このへんの詳細日記もどなたか書き残してくださるのかな~)、石巻グランドホテルにチェックイン☆
日替わり定食がまさかのカレーでしたが、思いのほか浜田様に気に入って頂けて何よりでした。
(会計・支払いなど、なつさんいろいろありがとうございました!)
夕食後、
「ゆみちゃん、明日は朝コンビニ寄るなら少し早く出るよ。遅れたら置いてくから。」
ひょえ~わかりましたーーー(><)
(ミーティング談など割愛!)
翌朝、なんとか1分前にホテル前の駐車場に着いたゾ!!
と思ったら、黄色い車が見えない・・・・(T 。T)
まさか、ほんとに置いていかれた・・・?いや、私の時計はまだ1分前(ー。ー;;)
抗議の電話をしなくちゃーーー(><;;;)
と携帯をぷるぷると握りしめて浜田さんにコールした瞬間、よく見るとでっかい車の陰にカングーはちゃんといました。よかったーーーーー!(涙)と走り寄って、いざ出発!
しばらくして、バッグの中をごそごそし出したワタクシ。
「あれ?・・・・携帯がない・・・・・ないなぁ・・・・・・ないですぅ;;;
ホテルからは絶対持ってきたのに。だってさっき駐車場で浜田さんに電話したんだもん。」
「はぁ?もう何やってんの?ちょっと京子さんに鳴らしてもらったら?」
「あ、はい、いいですよ。あ、登録してなかったみたいなんで番号言ってください」
「すみません!えっと、090-------。・・・・・。・・・・・。」
「・・・・・やっぱり車の中にはないみたいです(><)考えられるとしたらホテルの駐車場に落としてきたとか・・・」
「もう・・・俺らは遅刻するわけにはいかないんだよー。はぁ。京子さん悪いけどヒロセに電話して事情で遅れるって言ってくれる?」
カングーはコンビニからホテルの前まで戻ってきました。もうみんな出発して誰もいません。
京子さんはホテルのロビーに走ってくれました。
私は駐車場入り口から、さっきカングーが停まっていたあたりを凝視しながら走ります。
「!!!!あった!あれ私の携帯だ!!!(ToT)」
ちょうどカングーの停まっていたトランクあたりに落ちていた我が携帯を拾い上げて、カングーの方に向かって高く上に振りながら、一目散に走り戻りました。
「よかったー!浜田さん、京子さん、ホントすいません!朝、置いてかれたと思っててカングーを見つけて、わー居たーーー!と思った瞬間、きっと手から放り出しちゃったんです;;;」
「はぁ?!なんでアナタそうなん?・・・やれやれ、まあ見つかってよかったけど。あーもう遅刻や。出るで。」
「すみませんホントにありがとうございました!うわ、ヤバイ、3件も着信が入ってる!知らない番号だからきっと当日入りの賛助さんとかからだ、急いでかけ直さなくっちゃ!・・・・・・・あ、もしもし?川上です」
「はい、もしもし相賀です」
!!!!
って、後部座席の京子さんっっ(><)
「おまえら!・・・・・・・・・アホかーーーーーーーーーー!!!
かける方もかける方やけど出る方も出るやろ!ちょっと考えたらわかるやろーー!!
まさか今までの全部、コレやるためのフリとちゃうやろな!!」
と大爆笑のオチまでついたのですが。。
いやホント、ヒロセさん、すみませんでした・・・m(_ _)m
以上、往路編並びに当日朝のバタバタ日記でした。 (川上)